• 電話0797-38-9891
  • 住所〒659-0025 兵庫県芦屋市浜町9-9

大腸・直腸の疾患と検査

大腸がん(結腸がん、直腸がん)

大腸がん(結腸がん、直腸がん)は食生活の欧米化に伴い急速に増加しているがんです。約70%は肛門/直腸からS状結腸(肛門から30cm)に発生します。最近ではメタボとの関連が注目されています。大腸ポリープを経て発症するものといきなり大腸がんで発症するものとがあり、また一部では遺伝性に発症するものもあり注意が必要です。強いて言えば下痢や便秘といった便通異常が初期症状ですが、初めのうちは特に症状がないことが多く、進行してくると腹痛、体重減少、出血、腸閉塞などが生じてきます。定期的に地域の検診(便潜血検査)を受けるなどして、50歳を過ぎれば大腸検査(大腸バリウム検査、大腸カメラ)を受けておくのがよいかもしれません。

大腸ポリープ

大腸がんの多く(95%)は大腸ポリープを経て発生します。
大腸ポリープの多くは腺腫といって大腸がんの前がん病変です。ポリープがあれば内視鏡的に切除しておくことで大腸がんのリスクを下げることが可能です。当院では大腸カメラと同時に日帰り手術での内視鏡的大腸ポリープ切除を行っています。

過敏性腸症候群

過敏性腸症候群もストレスの多い現代社会で注目されています。緊張するとおなかが痛くなったり下痢になったりする人は病気の可能性があります。最近ではよい薬も開発されています。一度大腸検査(大腸バリウム検査、大腸カメラ)を受けてほかの病気がないかを否定しておくのがよいでしょう。

感染性胃腸炎、食中毒

夏場の病原大腸菌、キャンピロバクター、サルモネラ、ビブリオ、秋〜冬のノロウィルス、ロタウィルスが多くみられます。2011年10月には神戸新聞社にも当院が専門医療機関として紹介されています。

そのほか

結腸憩室炎炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎など)虚血性腸炎などのいろいろな疾患の診療を行っています。

モバイルサイト

http://www.nishiwaki-clinic.com/

モバイルサイトはこちらのQRコードをご利用ください。